スマホユーザーの7割が見るのをやめたHP、秘密は3秒?

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総務省の情報通信白書によると、2015年に
スマートフォンの世帯保有率は72%まで
達しました。

情報通信統計データベースの「端末別にみた
個人のインターネット利用者数・比率」では

パソコンの70%に対して、
スマートフォンを含むモバイル端末は
86.1%と大きく上回っています。

情報通信白書の
「年代別インターネットの利用目的」
の項目では、すべての年代で

“インターネットを介した商品の購入”を
利用目的にあげている点も見逃せません。

ネット通販する消費者は
年々増加しており、スマートフォンを介した
インターネット市場は広がる一方ですね。

販売する側からも、スマートフォン経由で
閲覧するモバイルページは非常に魅力的な
メディアですが、

先日Googleから注意すべき
情報が提供されました。

内容を抜粋すると以下の通りです。

  • 読み込みに3秒以上かかると
    53%の読者は離れてしまう
  • 70%のページが第一画面を
    表示するまでに7秒以上かかる
  • モバイルのランディング
    ページが完全に読み込まれるまでの
    平均時間は22秒
  • ページの要素が400から
    6,000に増加するとコンバージョン率が
    95%低下すると予想
  • ページの読み込み時間が
    1秒から7秒に増加すると、直帰率が
    113%増えると予想

 

「スマートフォンでブラウザを利用する人の
半数が、ページの読み込みを3秒待てない。

にも関わらず、対策をしていないページが
非常に多い。」

ということが、
この情報からうかがわれます。

7割以上のサイトは販売するどころか、
お客さんに商品すら見てもらえていない
可能性が高い、ということですね。

お気付きかもしれませんが

「見てもらえない=読んでもらえない」のは
我々セールスライターとしても致命的な
問題です。

「3秒」という明確な数字が示されたことは
モバイルページのテストや検証など、
様々な面で大きな指標となるでしょう。

モバイルページの3秒ルール、その対策は

この問題に対してGoogleは
AMP(Accelerated Mobile Pages)
の導入を推奨しています。

AMPはモバイル端末でのページの表示を
数倍早めることができる方法ですが、

対応させるまでに多くの専門知識と時間が
必要なため、我々のような
セールスライターにはオススメできません。

他にもサーバー側で改善するという
選択肢もありますが、

こちらはハード面が関わってくるため
クライアントに依存する部分が多く、
現実的ではないでしょう。

もうひとつの3秒ルール対策

表示するのに時間がかかってしまう
要素のひとつとして、画像の読み込み時間の
長さがあります。

時間がかかる主な理由は、画像の
ファイルサイズが大きいためです。

みなさんも経験があると思いますが、
文字だけのページはすぐに開きますよね。

画像のファイルサイズを小さくすれば、
表示までの時間は短くなります。

ファイルサイズを小さくするための圧縮は、
ツールを使えば誰でもできる内容なので
難しくはありません。

簡単だけれど意識している人が少ない、
それが画像の圧縮です。

表示されるまでの時間の短縮が
ポイントとなるなら、チェックしておかない
手はありませんね。

ファイルを圧縮する『画像の軽量化』の方法を
いくつか見てみましょう。

Web経由で画像を圧縮して軽量化させる

アップロードした画像を圧縮をしてくれる
2つのWebサイトを紹介します。

どちらも画像ファイルを
ドラッグ&ドロップして、圧縮ボタンを
押すだけの簡単仕様。

圧縮が完了したら
ダウンロードするだけです。

・Optimizilla
http://optimizilla.com/ja/
ドラッグ&ドロップするだけでも
圧縮されますが、画質を調整して
圧縮率を高めることができます。

・TinyPNG( https://tinypng.com/
Web経由の利点は、ソフトウェアに比べて
圧縮後の画質が比較的いいことですね。

パソコンに余分なソフトウェアを
入れたくない方にもおすすめです。

専用のソフトウェアで画像を圧縮して軽量化させる

3種類のソフトウェアを紹介します。
詳しい操作方法などは割愛。

・RIOT(Windows用)
( http://luci.criosweb.ro/riot/ )

・ImageOptim(Mac用)
( https://imageoptim.com/mac )

・PNGGauntlet(Windows/Mac)
( https://pnggauntlet.com/ )

ソフトウェア版の利点はなんといっても
オフラインで作業ができる点。

外出先での作業も問題なく行えます。

画像のファイル形式に関する注意点

画像は一般的に、『JPEG形式』と
『PNG形式』が使われています。

写真はJPEGが、輪郭のはっきりした
イラストはPNGが向いている、
と覚えておけば問題ありません。

JPEGの問題点として、再編集するたびに
画像が劣化することにご注意ください。

これはJPEGの圧縮方式に由来しますので
回避不可能です。

画像の切り出しなどで編集・保存の
繰り返しが予想されるときは

PSD形式などで仮保存した方が
よいでしょう。

画像の圧縮だけでも、ページの表示速度は
かなり違ってきます。

ページが表示されるまでの時間を
計測してくれるサイトもあるので
探してみてください。

画像の豆知識と一緒に
3秒ルールのアドバイスしてあげると、

クライアントさんに
喜ばれるかもしれませんよ。

出典:総務省 情報通信統計データベース <http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/tsuushin01.html>(2017年5月1日)
総務省 情報通信白書 <http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc372110.html>(2017年5月1日)
モバイルではページ表示が1秒!7秒に遅くなると直帰率は113%悪化する!
https://developers-jp.googleblog.com/2017/03/new-industry-benchmarks-for-mobile-page-speed.html