動画を活用した採用で会社の価値観に共感した情熱的な人材だけが集まる仕組みを作り、応募単価1万円以下/採用率60%を達成 | オンライン販売ディレクター 真崎 信吉
鶴山雄一様
加賀建設株式会社
株式会社マイナビ中途採用状況調査(2018年)*によると企業が年間に使用する求人広告費の平均は284.7万円といったデータがありますが、動画を活用した求人・採用を始めたことで数万円の広告費で理想とする人材を採用することができるようになったのが加賀建設株式会社様です。
*マイナビ中途採用状況調査(2018年)
https://www.mynavi.jp/wp-content/uploads/2019/03/中途採用状況調査.pdf
「自社の価値観にマッチした挑戦意欲のある人材を採用したい」「マネージャーポジションのスキルフルな人材を採用したい」といった目的を達成するために、オンライン上でも会社の価値観をわかりやすく熱を持って伝えられる動画を求人・採用に導入することになりました。
トップメッセージや社員インタビューを撮影して動画にし、その動画をベースにした採用サイトを制作しました。そこに求人媒体Indeedを用いてアクセスを集めて、採用動画を見てもらうことで、自社の価値観にマッチした情熱的な人材だけが応募する仕組みを構築することができました。
テキストだけでは伝えづらい社風や社長の想いを伝える採用動画
元々、会社のホームページに加えて、情報量のある採用サイトを制作しており、求人広告も出していましたが思うような採用ができなかった背景がありました。
そこで、それまでは試してこなかった動画を用いることで、テキストと画像だけでは伝えづらい社員の雰囲気や社長の想いを伝えられるので、理想とする人材を採用できるといった仮説を立て、採用に動画を取り入れることとなりました。
採用動画で最も重要なのがリアルさです。求職者が見たいのは作り込まれたカッコいい動画ではなく、社内の人や仕事内容をリアルに伝える動画です。そのため、インタビュー動画を中心に採用動画を制作しました。具体的には以下の動画を制作しました。
コレだけは抑える採用動画4選
1 トップメッセージ
社長へのインタビュー動画です。どんな人に働いて欲しいのか、会社として大切にしている価値観やビジョンについて語られています。この動画を見てもらうことで自社の価値観に合う人材を惹きつけることができます。
2 社員インタビュー
採用動画の中でも最も見られるのが社員インタビューです。実際に働いている社員の口を通して語られる会社への客観的意見を知りたい求職者が多いからです。「求職者はどんなことを知りたいか?」といったことを念頭に置いてインタビューする質問を決めると効果的です。
3 トップ×社員クロストーク
社長と社員による対談動画です。対談形式にすることで、一人で話しているのとは違う視点で会社の魅力を伝えることができます。
4 座談会
複数名の社員で特定のテーマについて話してもらう動画です。社員同士が会話する様子を見てもらうことで、職場の雰囲気を伝えることができます。
以上の動画を撮影して編集した後、YouTubeチャンネル上に制作した採用動画をアップロードして公開しました。
そして、制作した採用動画を元に採用サイトを制作しました。採用サイトにはアクセスを集めて応募を発生させる受け皿の役割があります。採用サイトをイチから制作するのは大変ですが、採用動画をあらがじめ用意しておけば、動画の内容をまとめてテキストにすることで魅力的なサイトを作ることができます。
また、採用サイト上にも採用動画を配置することで、求職者に採用動画を見てもらう場所を増やしました。採用動画・採用サイトの準備が終わると、仕事を探しているホットな層に見てもらうためにIndeedを使ってアクセスを集めました。
1ヶ月弱で5名の応募3名を採用(採用率60%)し、応募者からは熱いメッセージをもらう
結果、採用サイト公開後、最初の1ヶ月時弱でで5名の応募があり、最終的に3名を採用することができました。採用率60%という数字から、誰でも応募してくるのではなく、理想とする人材だけが応募してくる仕組みとなっていることがわかります。
また、理想とする人材だけが応募してくることで、無駄なやり取りや面接の調整等をしなくても良くなるので、人的コストの削減といったメリットを得ることもできました。
その後も応募単価1万円以下で応募が発生、たった2週間で採用が決定して採用活動を終了した、といった結果も出ています。また数字面だけでなく、応募してくる人材の質にも大きな変化がありました。
WEB上のエントリーフォームに会社の事業に対する熱い想いを語ってくれる方や、会社の価値観や社員の中の良さに共感して応募してくれる方も現れ、採用責任者の方からは
「動画をみて来る人ばかりで、しっかり考えも理解してきてくれている。コメントもしっかり書いてきてくれる。こんなことはこれまでの求人ではなかった。」
といった声もいただき、社員も改めて自社の良さを再確認できるような採用を実現できました。
動画採用に向いている企業・向いていない企業
今回紹介した動画を活用した採用ですが、全ての企業にオススメできるものではありません。例えば、広告費はどれだけかけても構わない、とりあえず大量に採用してその後数名が社内に残ればそれで良いといった採用戦略の企業には向いていません。採用動画は会社のリアルを伝えますので、会社の価値観の合わない人材からの応募が減少するからです。
ですがもし、自社の価値観に共感した情熱的な人材だけを採用して、会社の発展と従業員の幸せを実現したい!といった価値観の企業には最適な採用戦略になっています。
最後に
もしあなたが、今回紹介した事例を見て、自社でも動画を活用した採用を始めたい!と思われたとしたら2つの選択肢があります。
一つは、社内で動画を制作して自社で動画を活用した採用を始めることです。この記事で紹介した動画や方法を参考にして動画を撮影、編集し、採用サイトに配置して求職者のアクセスを集めることで、動画を活用した採用を取り入れることができます。
もう一つは、私たちと一緒に自社専用の動画活用の戦略を立てることです。あなたの会社の採用の課題をヒアリングした上で、最適な採用動画の作り方や活用方法を提案いたしますので、自社専用の動画活用の設計図を手に入れることができます。
相談を希望される方は、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
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