動画を活用した採用で会社の価値観に共感した情熱的な人材だけが集まる仕組みを作り、応募単価1万円以下/採用率60%を達成 | オンライン販売ディレクター 真崎 信吉
画像出典:YouTube / https://www.youtube.com/channel/UCRZJTJDPnzbjgP8toLCURFQ
アニメ動画を活用した米国株投資家向けのYouTubeチャンネル「海外株投資チャンネル」を開設して約5ヶ月。現在、チャンネル登録数6,510人、視聴回数41万2,205を記録しました。投入したアニメはトータルで105本。中小企業のYouTubeチャンネルとしては、大きく育ちつつあります。
チャンネル経由の販売は、5ヶ月で18件。また、4月からチャンネルの収益化が可能となり、広告収入が4月は¥20,526。5月は、28日時点で¥47,371の収益となっています。
それほど大きな収益を上げているとは、まだ言えないものの、短期間で獲得できた見込み客6,503人と広告収入という新たな収益源を手に入れたことは大きいでしょう。そして、今後はさらにその数が増えていくと見込んでいます。それを可能にしたのが「YouTube × アニメ」でした。
「投資は怖い」「投資は難しい」というイメージが障害に
アニメで投資解説を行う「海外株投資チャンネル」は、提携先クライアントとのコラボ企画として始まりました。これは米国株式の情報誌を発行するクライアントの新規ユーザー獲得のためのものです。ネックとなったのは、日本では投資への心理的ハードルが高いこと。「投資は怖い」「投資は難しい」と考える日本人は多く、投資をしている人はごくわずかなためです。余剰資金は貯金するもので、投資するものだとは考えていません。そこで当社が打ち出したソリューションが「アニメ」でした。
「アニメ」の良いところは、シンプルなこと。動画の強みは、その情報量ではあるものの、動画の内容自体が難しいと理解が困難になります。投資自体に「難しい」という先入観があることから、「簡単に」「シンプルに」という印象を与えられる「アニメ」が最適だと考えました。
チャンネル開設するも視聴回数も伸びず、、、
チャンネルを開設したのが2019年12月。3分程度の短尺アニメを投入。投入した動画は、市況ニュースや米国株の魅力を伝えるもの、解説ブログ記事をアニメ化したものなど。テキストだけでは難しいと思える内容をアニメにし、気軽に見れるものという印象づけを行っていきました。
開始当初は、認知されていないこともあり、視聴回数に伸び悩んでいました。動画を投稿しても十数回しか視聴されないことはザラ。視聴されないことには、改善もできません。そこでFacebookやメルマガで動画を紹介することで、まずは拡散に努めました。またアニメのCTAも「チャンネル登録」に集中させることにしました。
クライアントが発行するメルマガへ動画を掲載、また同社のブログにも動画を掲載することで相乗効果もあり、視聴数も1動画あたり300〜400と増えました。そしてチャンネル登録数も徐々に増えていったのです。
ついにチャンネル登録数6000人を突破。1万人が見えてきた
さらにチャンネル登録を加速させるため2月中旬よりYouTube広告の配信を始めました。動画の露出を増やします。その結果、2月は490人増加、3月には1633人、4月で1496人、5月は2566人と一気に登録者数が跳ね上がりました。現在、登録者数は合計で6,510人です。
視聴者数が増えたことで、視聴時間も増加。チャンネル収益化の条件であった、
・チャンネル登録者数1,000人
・再生時間4000時間
をクリアすることにも成功しました。4月は¥20,526、5月は28日時点で¥47,371の収益を得るに至っています。そして現在も一日あたり100人前後、登録者が増え続けています。
驚異的な高い視聴維持率60%台をキープ
画像出典:YouTube / https://studio.youtube.com/
これだと「広告」が成功の要因だったように思えるかもしれませんが、決してそうではありません。なぜなら、そもそも動画自体が興味を持たれなければ、その動画を見ようと思わないからです。さらに動画の見続けられているかを測る指標となる視聴維持率。これも高い水準です。
YouTubeでは40%あれば、高いと言われるこの視聴維持率を短尺とは言え、平均60%をキープしています。「アニメ」という新しい手法を使ったことで、インパクトがあり興味を引くことができました。さらに「アニメ」は、小難しい話もわかりやすく伝えることができるため、気軽に見れます。このような相乗効果があったことも、視聴維持率の向上につながったとみられます。
「アニメ」というだけで差別化になる
またアニメを使ったことで、他のチャンネルとの差別化ができた点も大きいでしょう。投資関連のチャンネルの多くは、実写での解説です。そこに後発にもかかわらず、彼らと同じ実写で戦いを挑んだ場合、短期間でここまで注目されなかったでしょう。YouTubeには1分あたり100時間分もの動画が動画がアップロードされていると言われているので、その中に埋もれてしまった可能性もあります。しかし、アニメは注目を集めやすい特徴があります。つまり、アニメという手法を使うだけで、後発でもYouTube内で注目される確率が高くなるのです。もし同業種でまだ参入が少ない場合には、尚更、注目度は高くなるはずです。
まとめ
今回、アニメを活用することで短期間でチャンネル登録者(見込み客)を6,510人集めることができました。ビジネスカテゴリーとしては、十分な成果でしょう。おそらく年内には1万人は集まるでしょう。もし、アニメでなければ難しかったかもしれません。これはインパクトもあり、差別化も容易だった点が勝因になりました。登録者数が増えれば増えるほど、また新たなビジネスチャンスが生まれます。もし、あなたが動画活用で他社との差別化に悩んでいるなら、「アニメ」を解決策の一つとして検討してみてはいかがでしょうか?
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